稽古レポート

【稽古レポート】猿の左手「私生活」

稽古場レポート

2019年8月2日~8月4日までCCO(クリエィティブセンター大阪)にて上演される。猿の左手「私生活」の稽古場見学に行ってきました。

作・演出:小林佳太郎

出演:練間沙 桜田燐(劇団さあもん)

PAM×猿の左手 合同主催公演

場所:クリエイティブセンター大阪

公演日 公演時間
8月2日 18:00
8月3日 11:30/15:00/18:00
8月4日 11:30/15:00

上演時間は二作品合わせて80分を予定しております。

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今回この作品に、劇団さあもんの桜田燐が出演するという事もあり、ご挨拶も兼ねて稽古場に伺わせてもらいました。

通し稽古(お話の最初から最後までをやることです)を見させてもらいました。稽古場の至る所に色んな物が置いていて、小道具なのか舞台美術なのか。それがとても効果的に使われていました。机の上に置いてある将棋セット。スマートフォン。それにホース?ギターも出てきたぞ。ビニールプール?他にも面白い小道具が沢山出てきます。

その一つ一つの意味を探ってしまう。出演している俳優は二人。二人芝居。この二人の軽妙?かつエキセントリックなやり取りが行われています。この会話がとても面白い(クスっと笑ってしまう所もあれば趣があるという面白さだろうか)仕事を休んだ女性(桜田燐)と自分の事を壊れた地球で最後のルンバだと信じている男(練間沙)が小さな部屋でバカンスを過ごしている。どんな状況なんだ!一体何が始まるんだろうか!好奇心が刺激される。そんなヘンテコでステテコな二人。謎の多種多様な小道具もあって、不思議で独特な世界が広がっている。

けれどもそれ以上に俳優二人の会話劇という観点でも完成度は高い。ガチっと決まっているわけじゃないけれど、揺らぎながら進んでいく。設定の面白さが引き立つのは俳優の力。「私生活」というタイトルもとても良い。「生活」と「私生活」は違う。でも何がどう明確に違うのか。「私生活」という言葉はとても主観的な見方が強いような気がする。二人の男女のそれぞれの「私生活」とても楽しみである。

猿の左手とは

神戸大学の小林佳太郎が主宰を務める一人ユニット。公演の度に参加者を募って創作活動をしている。演出家であり劇作家であり俳優でもある。

2019年1月劇の虫「かかす」にてウイングカップ9優秀賞を受賞。

劇作家・久野那美率いる「階」(匣の階)(Fの階)にもスタッフとして参加。

劇団さあもん旗揚げ公演にスタッフとして参加。

また食育イベントを企画したりと多方面で活動中。