観劇記録

PROJECTおふざけチャン「悪魔に魂を売ったジジイ。」

PROJECTおふざけチャン「悪魔に魂を売ったジジイ。」-感想-

作・演出

太田ゆうすけ

卯月凉生

入団してからの観劇ペースが前年比5倍になりました。

自分の感情を言語化するのが苦手なのでいつも前フリ文章でごまかしてきました卯月です。

そろそろ真面目に感想を書きます。

少し前になりますが、PROJECTおふざけチャン。の『悪魔に魂を売ったジジイ。』を観劇しました。

入団するまで関西の演劇には明るくなかったので存在を知らなかったんですが、劇団フルーツポンチさんの挟み込みで見たフライヤーが目に留まりました。

フライヤーとか宣伝ツールって発信者が「何を見せたいか」が如実に現れるものだと思ってます。

余計な情報が無く、簡潔なところがセンスいいなぁと思ってました。

あと、ベロ出してるロゴがかわいい。

結論から先に言うと観てよかったです。
個人的に「惜しいな~!」と思ったところはあったのですが、映像のセンスも音響のタイミングも良く、舞台上の台一つと数点の小道具であれだけの魅せ方をしているのにこれを2500円で見ていいのか…?と思ったくらいです。

役者の声量的にも内容的にも、もう少し広い舞台向けに作った方がよりおもしろくなるかもしれない。

ストーリーとしてはコメディで涙有りな感じで観やすい内容でした。小ネタが通じにくかったりボケるタイミングがズレたりもありましたが基本おもしろかったです。

何より全員キャラクターがいい。
ケルベロスは悪魔感無い。かわいい。いい子。

贅沢を言ってしまえば、悪魔っぽさと性格のギャップがもっと明確であれば分かりやすかったのかなー…何か他にもあるのか?と終盤まで構えてしまいました。
想像してたよりジジイの主人公感が薄かったのもちょっと困惑してました。フライヤーの雰囲気からしてジジイ悪いヤツになるのでは…とか勝手に想像してたので。いい人でした。

今回一番すごいと思ったのは、年齢や性別を超えた役者さん達の雰囲気でした。ババア出てくる度にかわいく見えてくる。小学生が小学生にしか見えない。
大人が演じる時、老人役より子ども役が何倍も難しいと思ってます。大抵の人がパッとイメージした子どもを演じるとかなり幼くなったり年齢にそぐわない知能レベルになってしまったり。違和感なく「あ~こんな事する奴いた~」「泣く前あんな感じになるなぁ~」と受け入れられました。

観劇前にTwitterの感想で「誰がよかったかっていうアンケート、全員に丸つけちゃった」というのを見ていて「そんな事あるかよ~」と思ってたんですけど、最後には登場人物全員が愛すべきキャラクターになっていました。全員に丸をつけてしまったのは言うまでもないですね。

楽しく演じてる雰囲気がとても魅力的でした。
次の公演もチェックしたいと思います!