稽古日誌

稽古日誌2020年3月2日パート①

伴 茜

いろんな抑揚、いろんな声のスピード、感情の持っていき方、押したり、引いたり、反応、影響するされる。
最近の稽古で自分の場面をしているとこれらのものに思いがけず出会えたりして、ワッとなります。パッと出会えて消えて、今そこにいたのはアイツだよね?みたいな感覚です。

場面と相手とシーンと繋がれたと思う感覚が私にとってはそれなんだなって思います。

私はどんな事象も、事象そのものよりもその時の感動とか感情とかその快感が強く残ってしまいます。感情が頭の中を占拠する感覚です。そのあと思い出せるけど時間がかかります。その場で言語化するということがめちゃ苦手です。
トレーニングするしかないのでしょうか。
しかも理解力も乏しいので感覚で教えてもらったほうがわかります。

とにかくやっと振り返るっていうことをちゃんとやるようになったんだから、その一歩を大事にしよう。

小川 千穂

父と話したり父が喋る内容を聞くと
一つの話題でずっと同じ話をしている。
いや、いまに始まったことではないが。
喋る機会が一時期より増えたから
より感じるのだろう。
よく考えれば祖父も似たようなタイプで
違いは祖父は何年も同じ話をすること。
これが遺伝から来るものなのか
後天的なものなのか老化によるものか、
何とも言えないが、
遺伝だったら少し恐怖だな、と思う。

さて、本日の稽古では
老化も子どもがえりも実験した。
(自分でも「何言うとるんや」と思う…。)
役の実年齢は置いておいて、
おばちゃんverと幼稚園児verで試した。
イメージと仮定が入り交じって、
何と言うか 経験することのなかった
ざわざわ感を覚えた。
自然といつもと動き方は違って
軽くなった感覚。
でも、台詞とかアドリブで発話したことを
いつも以上に振り返ってしまった。
先にあることを考えたり
既に行ったことを振り返るのは
『いま』に自分がいないということ。
稽古終わりに主催と話していて
ものすごく腑に落ちた。
再現性と存在は今回の私の課題。
収穫の大きい稽古だと思う今日この頃。