記録の隘路、記憶の回路

〜第四回公演を終えて〜パート②

藤子 真帆

本日ご来場くださりましたみなさま、誠にありがとうございました。
会場の皆さまがあたたかい空気感を創ってくださっていたおかげで、肩の力を抜いて臨むことができました。

お稽古中もふくめて、モチロン故意に手を抜いたことはありません。
本日は本日の、精いっぱいでした。
しかし、自分の中では「もっとああできればよかった。」という思いもあります。

今回の公演においては、「演劇がナマモノである。」という事を強く感じました。
演劇がナマモノなのは、役者・・人間自体がナマモノだからなのだろうと思います。

咲いているお花を、
切り花として提供するのか
生けるのか
アレンジメントするのか
ブリザーブドにするのか
押し花にするのか
ポプリにするのか
精油を抽出するのか
アクセサリーを作るのか

さまざまな選択肢をもっておいて、
その時々で最適な選択肢を用いて、
このお花がその時間もっとも活きるように、
このお花自身がしなくちゃいけないのだと痛感しました。

今回のお稽古中、うまい「ひと」うまくない「ひと」というのは居なくて、
発揮できるか否かなのだろうと思うようになりました。

自分のなかに既にあるもの、新たに吸収したものをいかに、自分のものにして発揮できるか。

道は深いです。

本日は楽しませていただいて、楽しんでいただいて、本当にありがとうございました。
団員の皆さんもありがとうございます。
最後になりましたが、場所をご提供くださった喫茶フィガロさま、素敵な空間をありがとうございました。

小川 千穂

公演の場所の関係で
偶然ながら母校の近くまで行けた。
卒業以来 母校へ通うのに使ってた
京阪の車窓から眺める風景で
本番までの逸る気持ちを落ち着けてた。

さて、とうとう本番を迎えた。
入団して2ヵ月弱にして
まさか役をいただけるとは。
ただただ光栄で嬉しかった。
演技自体も同じシーンの二人に助けられ
純粋に楽しめた。
人前に出る場面は割と過度に緊張する
タイプだが今日は落ち着いて挑めた。
きっと「楽しい」だけでは
いられなくなるときが来るんだろう
とは思うがそれでも楽しむ精神は
ずっと持ち続けたいと感じた。

本番が終わって何人かで飲みに行き、
そのうち少人数に分散したときの
コアな話をする空気感が好きで
(自分はなかなかその輪に入れないが)
充実したときを過ごせた
と感じた今日この頃。